2007年 08月 09日
無農薬だったらOK?
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最近、無農薬で栽培される野菜・果樹が増えてきています。
いつも思うことなのですが、本当に「無農薬」だったらいいのかな? と。
これは私自身の意見なので、間違ってるかも知れません。でも敢えていうと・・・。
「無農薬」は大切。でも、「無農薬」だけでは意味がない、と思います。
もちろん、食べて「おいしい」のは大前提!!
私は野菜や果物を人間にたとえると、彼らの農薬=私たち人間の薬、と思っています。
つまり、野菜や果物が風邪をひいたら、風邪薬を飲む=薬剤を散布する、という考え方です。
人間でも、薬をずっと飲み続けていると、薬の効果が薄れてしまったり、副作用が出てくると思います。また、その化学物質が体内に蓄積されていく、とも聞いたことがあります。
よく、「薬漬け」って言葉ありますよね。それがこの考え方に繋がると言えるかも知れません。
科学的な詳しいことは、私は分からないけれど、野菜・果物も、同様に「薬漬け」という概念があると思うのです。作物に農薬を塗布し、それらの作物を食べても人間には害がない、かもしれません。でも、人間の体に入る作物は、人間の体重と作物に含まれている農薬との割合が微々たる量で「問題ナシ」とされているのかも知れません。一方植物は私たちの体よりもずっと小さい生き物です(大きなモノもありますけど)。とすると、私たちが摂取する農薬よりも、ずっと高濃度を彼らは摂取しているのではないでしょうか。ということは、微量でも薬があると、野菜・果物も何らかのストレスを感じているのではないかと思います。(薬を飲むと胃が荒れる、とか)また、薬に依存し続けると、自己治癒力が低下する、と言う話もよく聞きます。これも、野菜・果物にも共通するのかも知れません。
一方、肥料の考え方。肥料には大きく分けて、化成肥料(目的を達成するために、特定の化学物質を抽出しているものです)と有機質肥料(天然由来のものを使った肥料のこと。腐葉土や堆肥などがコレにあたる。ただし硫黄などは、化成肥料扱い)があります。
これも、野菜や果物を人間にたとえると、化成肥料はサプリメント、特定の物質を強化された強化食品、有機質肥料はいつも食べているご飯におかず、といったところでしょうか。
こちらも、人間はサプリメントだけでは体を作ることは出来ません。バランスよく栄養をとるには、化学的に抽出された物質のみを摂取するのではなく、いつも食べているご飯におかずをバランスよく食べることで体が作られていきます。咀嚼で得られる食感、味覚、香り、色彩、様々な情報を得ることで、栄養素+αの要素が生まれてくると思っています(これはまたいつか言及します)。また栄養素と栄養素の複合で相乗効果がうまれることもあります。
ということは、人間は、出来る限りいつも食べているご飯におかずをしっかり食べる必要があります。もちろん、そのご飯・おかずは栄養の偏っていない、かつ、無添加なものの方がいいと思いますが…。
そう考えると、人間で言えば、出来る限り薬をなくして自然治癒力を高める、そして、出来る限り健康的なご飯・おかずをしっかり食べる、というのがベストかも知れません。つまり、野菜・果物で言えば、無農薬で有機質肥料で栽培されたモノが安心なのではないか、と考えています。
先ほど、人間のご飯で、ご飯・おかずは無添加のものがいいと思う、と書きました。これまた、野菜・果物で当てはめて考えると、かれらのご飯(肥料)がどこから来たものか、明確に示せたものの方が、さらに安心できるのではないかと考えています。
話が長くなったけれど、野菜・果物自体に自然治癒力を持たせてやることと、きちんとしたご飯・おかずを食べさせて、しっかりした体を作ってやること。これらは、ひょっとしたら、それを食べる人間にも影響が出てくるのではないかな、と思っています。この辺はあくまで思っている内容で、論文などには投稿されていませんが、アメリカの医学者、アンドリュー ワイル博士(Dr.Andrew Weil)の著作(Spontaneous Healing, Natural Health Natural Medicine)などがもっとも近いのではないかな、と思います。
あー、長くなりました。この辺は語ると長くなります。
以前に語ってしまい、終電を逃し、結局オールナイトで語ったMs.BBより。
いつも思うことなのですが、本当に「無農薬」だったらいいのかな? と。
これは私自身の意見なので、間違ってるかも知れません。でも敢えていうと・・・。
「無農薬」は大切。でも、「無農薬」だけでは意味がない、と思います。
もちろん、食べて「おいしい」のは大前提!!
私は野菜や果物を人間にたとえると、彼らの農薬=私たち人間の薬、と思っています。
つまり、野菜や果物が風邪をひいたら、風邪薬を飲む=薬剤を散布する、という考え方です。
人間でも、薬をずっと飲み続けていると、薬の効果が薄れてしまったり、副作用が出てくると思います。また、その化学物質が体内に蓄積されていく、とも聞いたことがあります。
よく、「薬漬け」って言葉ありますよね。それがこの考え方に繋がると言えるかも知れません。
科学的な詳しいことは、私は分からないけれど、野菜・果物も、同様に「薬漬け」という概念があると思うのです。作物に農薬を塗布し、それらの作物を食べても人間には害がない、かもしれません。でも、人間の体に入る作物は、人間の体重と作物に含まれている農薬との割合が微々たる量で「問題ナシ」とされているのかも知れません。一方植物は私たちの体よりもずっと小さい生き物です(大きなモノもありますけど)。とすると、私たちが摂取する農薬よりも、ずっと高濃度を彼らは摂取しているのではないでしょうか。ということは、微量でも薬があると、野菜・果物も何らかのストレスを感じているのではないかと思います。(薬を飲むと胃が荒れる、とか)また、薬に依存し続けると、自己治癒力が低下する、と言う話もよく聞きます。これも、野菜・果物にも共通するのかも知れません。
一方、肥料の考え方。肥料には大きく分けて、化成肥料(目的を達成するために、特定の化学物質を抽出しているものです)と有機質肥料(天然由来のものを使った肥料のこと。腐葉土や堆肥などがコレにあたる。ただし硫黄などは、化成肥料扱い)があります。
これも、野菜や果物を人間にたとえると、化成肥料はサプリメント、特定の物質を強化された強化食品、有機質肥料はいつも食べているご飯におかず、といったところでしょうか。
こちらも、人間はサプリメントだけでは体を作ることは出来ません。バランスよく栄養をとるには、化学的に抽出された物質のみを摂取するのではなく、いつも食べているご飯におかずをバランスよく食べることで体が作られていきます。咀嚼で得られる食感、味覚、香り、色彩、様々な情報を得ることで、栄養素+αの要素が生まれてくると思っています(これはまたいつか言及します)。また栄養素と栄養素の複合で相乗効果がうまれることもあります。
ということは、人間は、出来る限りいつも食べているご飯におかずをしっかり食べる必要があります。もちろん、そのご飯・おかずは栄養の偏っていない、かつ、無添加なものの方がいいと思いますが…。
そう考えると、人間で言えば、出来る限り薬をなくして自然治癒力を高める、そして、出来る限り健康的なご飯・おかずをしっかり食べる、というのがベストかも知れません。つまり、野菜・果物で言えば、無農薬で有機質肥料で栽培されたモノが安心なのではないか、と考えています。
先ほど、人間のご飯で、ご飯・おかずは無添加のものがいいと思う、と書きました。これまた、野菜・果物で当てはめて考えると、かれらのご飯(肥料)がどこから来たものか、明確に示せたものの方が、さらに安心できるのではないかと考えています。
話が長くなったけれど、野菜・果物自体に自然治癒力を持たせてやることと、きちんとしたご飯・おかずを食べさせて、しっかりした体を作ってやること。これらは、ひょっとしたら、それを食べる人間にも影響が出てくるのではないかな、と思っています。この辺はあくまで思っている内容で、論文などには投稿されていませんが、アメリカの医学者、アンドリュー ワイル博士(Dr.Andrew Weil)の著作(Spontaneous Healing, Natural Health Natural Medicine)などがもっとも近いのではないかな、と思います。
あー、長くなりました。この辺は語ると長くなります。
以前に語ってしまい、終電を逃し、結局オールナイトで語ったMs.BBより。
by fukudafarm2002
| 2007-08-09 22:18
| 農業のこと