2010年 08月 03日
ホリスティックということ
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今、一番自分の中で関心があることが「ホリスティック」。
ホリスティックとは、Holisticとは「全体」とか「バランス」とか「つながり」などを指し示す言葉です。
長いので、関心のある方ドゾ。
私が教育に関心を持ち続けていた学生時代。ホリスティック教育(Holistic Education/ Holistic Learnology)という言葉に出会います。学習指導要領に沿って学ぶだけではたしていいのだろうか?もっと他にしないといけないのでは?と思っていた時に、この言葉に出会いました。なるほどー、と納得し、それ以来この言葉を意識しながら来ています。まあ、私自身も高校時代に海外でこの教育を受けていたのも後から気づきましたが(汗)。
一方、別の時期にホリスティック医学というものに出会います。まぁ、それがきっかけで、メディカルハーブや漢方の考え方、アンドルー ワイル博士(Dr.Andrew Weil)の提言する統合医療に関心を持ち始めます。自分の家族が病気になったことから、更に精緻に調べ始め深みにはまっていきます。植物の奥深さに気づき始めたのもその頃。でも、まだ農業にはまったくご縁がありませんでした。
また、学生時代に循環型社会、環境配慮型の社会構築というのを学んだのですが、これもかなりのホリスティックなもののとらえ方をする仕組みだったのだな、と感じています。
そうこうしているうちに、生産者としてたずさわるようになるのですが、日々植物のおもしろさ、奥深さ、他の動物との関わり合いなど奥深さを感じながら過ごしています。
最近感じるのが、自分がやりたいことはホリスティックな農業なのかな、と思い始めました。
雑草やら鳥獣やらとも向き合っている間に、駆除を目的に四苦八苦している自分に、ふとそのような思いがわき始めました。目先のことしか考えてなかった自分にハッとしたことことがありました。
今でも思った場所や景色が忘れられません。
まだまだ検証を重ねて積み上げていく必要があります。なにせ、まだ3年です。やり始めて。
ただ、最近思うのは農作物は人間と同じだな、と思うこと。
病気になったり害虫がついたら農薬を撒く、元気がなくなったら肥料をやる。なんとなく西洋医学と似ている気がしています。西洋医学は西洋医学でいいところがあります。しかし、その農作物自身が治癒力を高めないと、本当は栄養価も高くないはず。対処療法で害虫を取り除き、化成肥料(イメージはサプリメント)を導入してもやはり本来の力はつかないはず。雑草にも鳥獣にも何らかのメッセージがあるのではないかと思っています。
毎日、あたふたと時間に追われている割に、いろいろ気づくところが多くてワクワクしてしまいます。また明日も「!」と感じることがあるんだろうな、そう思いながら、ホリスティックな環境で育ったブルーベリーをみなさんのお手元に届けることができるように頑張ります。
もっと語り始めると、本1冊できるぐらいかも。あはは〜。
ホリスティックとは、Holisticとは「全体」とか「バランス」とか「つながり」などを指し示す言葉です。
長いので、関心のある方ドゾ。
私が教育に関心を持ち続けていた学生時代。ホリスティック教育(Holistic Education/ Holistic Learnology)という言葉に出会います。学習指導要領に沿って学ぶだけではたしていいのだろうか?もっと他にしないといけないのでは?と思っていた時に、この言葉に出会いました。なるほどー、と納得し、それ以来この言葉を意識しながら来ています。まあ、私自身も高校時代に海外でこの教育を受けていたのも後から気づきましたが(汗)。
一方、別の時期にホリスティック医学というものに出会います。まぁ、それがきっかけで、メディカルハーブや漢方の考え方、アンドルー ワイル博士(Dr.Andrew Weil)の提言する統合医療に関心を持ち始めます。自分の家族が病気になったことから、更に精緻に調べ始め深みにはまっていきます。植物の奥深さに気づき始めたのもその頃。でも、まだ農業にはまったくご縁がありませんでした。
また、学生時代に循環型社会、環境配慮型の社会構築というのを学んだのですが、これもかなりのホリスティックなもののとらえ方をする仕組みだったのだな、と感じています。
そうこうしているうちに、生産者としてたずさわるようになるのですが、日々植物のおもしろさ、奥深さ、他の動物との関わり合いなど奥深さを感じながら過ごしています。
最近感じるのが、自分がやりたいことはホリスティックな農業なのかな、と思い始めました。
雑草やら鳥獣やらとも向き合っている間に、駆除を目的に四苦八苦している自分に、ふとそのような思いがわき始めました。目先のことしか考えてなかった自分にハッとしたことことがありました。
今でも思った場所や景色が忘れられません。
まだまだ検証を重ねて積み上げていく必要があります。なにせ、まだ3年です。やり始めて。
ただ、最近思うのは農作物は人間と同じだな、と思うこと。
病気になったり害虫がついたら農薬を撒く、元気がなくなったら肥料をやる。なんとなく西洋医学と似ている気がしています。西洋医学は西洋医学でいいところがあります。しかし、その農作物自身が治癒力を高めないと、本当は栄養価も高くないはず。対処療法で害虫を取り除き、化成肥料(イメージはサプリメント)を導入してもやはり本来の力はつかないはず。雑草にも鳥獣にも何らかのメッセージがあるのではないかと思っています。
毎日、あたふたと時間に追われている割に、いろいろ気づくところが多くてワクワクしてしまいます。また明日も「!」と感じることがあるんだろうな、そう思いながら、ホリスティックな環境で育ったブルーベリーをみなさんのお手元に届けることができるように頑張ります。
もっと語り始めると、本1冊できるぐらいかも。あはは〜。
by fukudafarm2002
| 2010-08-03 02:16
| 農業のこと